「大分の海で見られる生き物図鑑」

一覧表へ

 名前  アマモ

 分類1 植物  分類2 海草

 分類3  ヒルムシロ目

  大分県で見たことのある場所

       県下全域

 おおまかな大きさ 幅5mm 高さ30cm

 居そうな環境   浅い砂地の海底

 居そうな時期   一年中

  撮影場所    間越

  撮影時期   2002.2

エピソード :浅い場所に成育しているので潮がひくと水面上に出ることもあります。時期は知りませんが水中で花も咲かして花粉で繁殖するそうです。ジュゴンのエサにもなります。この写真は群生しているものです。

 撮影者  釘宮 均

 撮影方法 デジカメ 

「アマモ」海草・単子葉類オモダカ目ヒルムシロ科アマモ属という多年草の海産顕花植物(海の中で花を咲かせること?)

[生息分布] 北海道〜九州・沖縄

 [大きさ] 高さ40cmくらい。幅5〜10mmくらい。
 
 [特 徴] 海草と云われれば納得できますね?

[生息環境] 遠浅の内湾や浅海域の砂地の海底に広く分布しております。

[見られる時期] 一年中

アマモは、太古の昔に海から陸上にあがった植物が進化の過程でまた再び海に戻ったと考えられている植物だそうです。

分類学上のアマモは、稲や麦などと同じ仲間の単子葉植物?になるそうです。
さらにもっと詳しく分類すると、単子葉類オモダカ目ヒルムシロ科アマモ属という多年草の海産顕花植物になります。


アマモは白くて、細くて、長い地下茎のようなヒゲ状の根を海底の砂の中に延ばしているのを見ることができます。


コ ンブ、アオサなどの海藻類は胞子でふえる植物で花を持たないが この海草である「アマモ」の海藻類と最も違う点は

花をつけることです。


花といっても陸上の普通の花とは違い、色鮮やかなきれいなものではなく、
花弁などは極端に退化しており、繁殖に必要な雌しべと雄しべだけを持ちます。


水中でどうやって受粉するのか判りませんが、とりあえず受粉すると米粒くらいの大きさの黒い種子ができるそうです?。


浅い場所に成育しているので潮がひくと水面上に出ることもあります。
私が子供の頃大分市の海岸線は殆ど遠浅の海岸でした。夏休みには毎日朝から夕方まで海で遊んでました。


その時に邪魔になるほどたくさんのアマモが生えてましたが今では埋め立てのため遠浅ではなくなり全く姿を見ることはありません。

アマモの群落が形成されているところをアマモ場といいますが、アマモ場は魚介類の産卵・育成の場として大変貴重なものなのだそうです。

今でも、イカの卵が産みつけられたり、幼魚、稚魚の群れが隠れ場所にしているのが見られます。

アマモという名前は海藻(あまも)に由来するという説があるそうです。
別名には花粉が形から、植物の和名の中では最も長い、「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」
(竜宮の乙姫の元結の切り外し)と云うそうです。。


沖縄の米軍の飛行場が移転建設される予定の場所はアマモの群生地で国内唯一のジュゴンが見られる場所だそうです。

そう、アマモはジュゴンの大切な餌にもなるのだそうです。


他のサイトにアマモ場とアマモの種子の写真がありました

 http://www2.ocn.ne.jp/~hfes/letters/n201/seagrass/seagrass.html