「大分の海で見られる生き物図鑑」

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 名前  アメリカフジツボ

 分類1  動物  分類2  ?

 分類3  フジツボ

  大分県で見たことのある場所

       県下全域

 おおまかな大きさ 直径 3cm

 居そうな環境   岩場など

 居そうな時期   一年中

  撮影場所    間越

  撮影時期   2000.6

エピソード :フジツボのなかではかなり大きい方でしょう。名前のとおり元々日本には居なかった、外来種です。外来種が増えると在来種が駆逐されて減少すると云われてます。先端の穴のところが少しボヤケて見えるのが判りますか?餌を摂るために触手を振り回しているのだと思います。

 撮影者  釘宮 均

 撮影方法 デジカメ 


フジツボは節足動物門に属するそうです。
生物の分類のしかたうちの「門」というのは大まかなほうの分け方だそうです。
例えばヒトデやウニ、ナマコが棘皮動物門、貝やウミウシは軟体動物門、ということになるようです。


そして節足動物門にはカニやエビ、ヤドカリなどが属すので、フジツボは貝の仲間ではなくてヤドカリに近い動物だそうです。


その証拠に、ある水族館で飼育していたフジツボが脱皮(?)をしたそうです。
水槽に入れて数時間もたたないうちに、白っぽいものがフジツボの内側の殻の中から出てきて
脱ぎ捨てられ、水面に浮かんでたそうです。それをよく見たら皮だったそうです。


フジツボの堅い殻の中にヤドカリの中身のような生物が隠れ棲んでいるんですね?


そう言えばイセエビなども脱皮しますね。よくダイビング中にイセエビの抜け殻を見かけます。
「釘宮さん、水中でイセエビ食べたらだめですよ?しかも、殻だけきれいに残して?証拠丸見えですよ」

なんてイジメられたことがあります。

そんな憶えのない私はあせって言い訳「タコが食べたんですよ??」といつも云ってたのですがそう、脱皮した後の抜け殻だったんですね。


水中でフジツボを観察していると山のような形をした殻のてっぺんの丸い穴には二つに別れる「フタ」
のようなものがあります。 まるでサッカードームの開閉する屋根のように見えます。

そしてそれを開いて中から髪の毛くらいの太さの、くま手のような触手のようなのがさっと出てきて、
おいでおいでをするように振り回して、またさっと引っ込むんでしまいます。

そんなしぐさを何度も繰り返して浮遊するプランクトンでも食べているのでしょうね?
時間をかけて観察すると、とっても面白いですよ。


フジツボもアメフラシ等と同様「雌雄同体」との事で、交尾の時は殻から出てくるのかな?
「アメリカフジツボ」はその名が語るように元々日本には居なかった外来種です。
何時のことか外国との交易が始まった際に船の船底にくっついて入国したようです。

繁殖力が旺盛なのか今では在来種よりも勢力を増しているそうです。大型でピンク色をしているのが特徴です。

青森県地方では「フジツボ」を食用として販売されてるようですよ。通販のサイトにありました。

写真のフジツボの先端が少しピンボケのように見えると思います。
素早く振り回している触手がボケて写っているのです。


フジツボに纏る面白いお話↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/6255/vol.022.html 

http://www.kahaku.go.jp/special/past/earth/sea/shiryo/umi-shiryo7.htm