Cカードとは認定証のことです。

決められたカリキュラムをちゃんと終了し、認定されたダイバーであることの証明です。

そしてこの認定証はそれぞれのスクールが加盟している指導団体(※1)から発行されます。

法的には殆ど意味のない認定証ですが、現実にはこれがないとダイビングできません。

各指導団体の認定基準によればオープンウォーターダイバーコース(OWD)の認定基準は自己管理(自己責任)のできるダイバーとなっております。

しかし、何故か?OWDコースの最低ダイビング回数を4〜5回としている指導団体がが殆どです。

本当にそんなに少ないダイビング回数で自己管理ができるようになるのでしょうか? 私は絶対無理だと思います。

そこで、当スクールではOWDコースの際のダイビング回数を最低で8回(4日間)にしております。

ダイビングの上達のこつは、兎に角『数多く潜水経験を積むこと』につきると思います。

信じられないことですが、ダイビング経験が100回にも満たないインストラクターが存在するしているのが現実です。

※1 指導団体とは法律上は全く認知されていない任意団体で今の日本には40以上存在していると思います。有名なPさんとかSさんなどは全て営利目的の団体なのです。 なかには信じられないほどいい加減な団体も存在します。

 私達ダイビング業者は指導団体に加盟する際に指導団体から賠責保険(損害賠償責任保険(※2)の加入を強制されます。
そして、その指導団体が倍責保険の代理店になっている場合が殆どです。
我々スクールが指導団体に毎年支払うその保険の掛け金を推考すると、その指導団体の倍責保険の代理店としての収入はかなりの額で、指導団体の収入元としては大きな要素となります。
保険のプロだったら簡単に判るはずです。
「ショップに代って煩雑な手続きをやっている」と云う指導団体の言い訳は本当でしょうか?
    

※2 倍責保険とは?

「うちのショップは保険に加入しているから安心ですよ」と云うダイビングショップを多くみかけますが、本当に安心でしょうか?                                     ダイビングショップが加入している保険は「損害賠償責任保険」の場合が殆どです。            そう、お客様を守るための保険ではなくショップやインストラクターを守るための保険のことです。

万一の事故が発生した時に「その責任がショップ側にある」と裁判などで証明された場合にのみ、その損害賠償を支払うための保険です。

そして、その保険金が支払われた事はめったにないそうです。
保険会社は保険金の支払いをすると大きな出費になりますから、裁判では必死になって、戦います。
その結果、裁判に勝てば保険会社もショップ側も助かります。

ダイビング中の事故は殆ど、水中で発生しております。
そう、バディやその他のダイバー達とはぐれてしまい、誰も見ていない時に発生することが多いのです。

一人になってしまい、その不安感からパニックに陥るのだと推測します。
誰かが見ていれば助ける事ができる可能性が高いと思います。
そんな、誰も目撃していない状況をどうやって証明できますか?
ダイビングの経験や知識のない貴方の遺族にショップ側の過失を証明できますか?

そもそも、ダイビングとは冒険を楽しむ趣味の一つです。
冒険とは危す事です。 冒険にリスクがつきまとうのは当然の事です。

 ダイビング経験35年以上で、飽和潜水のオペレーションや沈船のサルベージなど専門的な経験もある私でも、過去に一回だけ、潜水中に怖くなって潜水を中止したことがあります。
 それは、作業潜水の時のことです。その詳細説明は省きます。

 最悪の場合、緊急時に、200m以上も水平移動をしないと水面に戻れない状況でした。
 水中ライトを使用しても、自分の手のひらがやっと見えるくらいの透視度で、狭くてUターンもできませんでした。 そんな閉鎖環境の水中でした。

 原因はいい加減な潜水計画でした。
 過去、知人であった、本当のプロダイバー達も潜水事故で多くこの世を去っております。
 
 でも、ダイビングは本当に面白いです。水中生物達の健気な生き様を観察するのは最高の楽しみです。
 捕食のシーン、交尾や産卵のシーン、には特に感動を憶えます。

 そんなダイビングアドベンチャーを楽しむには十分なダイビング経験を積む事が大切だと思います。