「大分の海で見られる生き物図鑑」

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 名前  クマノミの卵

 分類1  動物 分類2 

 分類3  スズメダイ科

  大分県で見られる場所

       上浦町以南

 おおまかな大きさ 体長15Cm

 居そうな環境   イソギンチャクの周り

 居そうな時期   一年中

  撮影場所    上浦町

  撮影時期    2000.7

エピソード :イソギンチャクの裏側の岩肌にオレンジ色の小さな粒がありました。クマノミの卵です。この1週間ごに行った時は既に卵はなく、極く小さな赤ちゃんが沢山いた。現在大分県で確認されている北限はこの上浦町だと考えられます!

 撮影者   釘宮 均

 撮影方法  デジタルカメラ

メールマガジン掲載時の記事

スズキ目スズメダイ科 「クマノミ」体長約15cm(成体)熱帯から亜熱帯地域に分布し、日本では90種余りが生息する。

「クマノミ」「ハマクマノミ」「ハナビラクマノミ」「カクレクマノミ」「セジロクマノミ」「トウアカクマノミ」などが著名だが大分県では「クマノミ」「ハナビラクマノミ」のみ見たことがあります。

「ハナビラクマノミ」(死滅回遊魚?)は蒲江町の深島周辺が北限で、「クマノミ」は上浦町周辺が北限ではないだろうか?

 一昨年の夏頃に「クマノミ」の卵が神浦町」で確認されているのでこれは死滅回遊魚ではなく現地でライフサイクルが行われていると考えられる。

 クマノミはサンゴイソギンチャクなどの大型のイソギンチャクと共生しているがクマノミ以外の魚はイソギンチャクにはあまり近づかない、それは誤ってイソギンチャクの触手に触れてしまうと刺胞毒で痺れてしまい、イソギンチャクに捕まって食べられてしまうからだ。

 ところがクマノミ達はイソギンチャクと少しずつ触れ合うことによって免疫性を獲得しイソギンチャクを住み家とし、更に他の外敵から自分を守ることができる。

クマノミは普通1組の雌雄と数匹の幼魚と一緒に生息していることが多い。そして、夫婦のうちの雌が他の魚などに喰われてしまうと他の雄が性転換をして雌になる。

 また、クマノミに限らずスズメダイ科の魚は縄張り意識がつよく、私たちダイバーが近づくと威嚇をすることが多い。

 ダイバーのマスクの直前まで接近し翻って逃げる瞬間に「パクン」と威嚇音を発する。

(クマノミが近づいてきたら呼吸を止めて耳を澄ませば聞こえます)

 産卵は夏場にイソギンチャクの裏側にオレンジ色の卵を産み付ける。

 ダイバーの一番人気の生物の一つです。とっても可愛いですよ。卵の写真は大分のダイバーの田崎氏が撮影したものです。