「大分の海で見られる生き物図鑑」

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 名前  ニシキウミウシ

 分類1  動物 分類2 軟・腹足網

 分類3  ドーリス科

  大分県で見られる場所 (見つけた)

       上浦町

 体長 約 15cm

 居そうな環境   岩場

 居そうな時期   不明

  撮影場所    上浦町

  撮影時期    2001.12

エピソード :ウミウシの仲間では大型になると思います。とってもキレイでした。この時初めて見ました。

 撮影者   釘宮 均

 撮影方法  デジタルカメラ


「ニシキウミウシ」 軟体動物 腹足網 後鰓亜綱 ドーリス科
 
[生息分布]  関東地方沿岸より南方?

 [大きさ] 体長10〜15cm前後くらい。

 [特 徴] 他のウミウシに比べるとかなり大きく色、模様ともに相当派手
      なので居ればすぐに判ります。

[生息環境] 比較的浅い海の岩場上に居ることが多い。
        
[見られる時期] 大分県では居れば多分一年中見ることができます。

「ニシキウミウシ」実に派手なウミウシです。
個体による色彩変異が著しく、3つのタイプに分れるようです。
黄色っぽい個体も居るが、どちらかというと赤っぽい個体のほうが多いようです。
主に外海に面した海で時々見かけるがありますが、個体数は決して多くないと思う。
砂地と岩場の境界近くの岩の上で見ることが多い。


ウミウシにしては大きい方である所為か、カクレエビがくっついてることがあるので
注意して、丁寧に観察することをお勧めします。


多くのウミウシは直径1〜5cmくらいの渦巻状の卵のうを海藻の葉に産みます。
卵のうの色は白色、黄色、ベージュ色、オレンジなどの色が多いです。


卵はおおかた1〜2週間程度で幼生になり、その幼生はベリジャーと呼ばれます。
幼生のベリジャーは浮遊生活をして流されて行きながら同じように水中を漂う
微細な藻類などを食べるそうです。


ウミウシは元々貝に近い種なのでベリジャーの時には巻貝のような貝殻持ちますが
多くの種のウミウシは、成長過程で殻は脱ぎ捨てられます。


 ウミウシは雌雄同体なので、同種類のウミウシが2匹以上いれば交尾ができ。
両方とも産卵できます。
元々目がないウミウシは見ることによって交尾する相手を探すことはできません。
そこで他のウミウシが這った跡に残された粘液を頼りに交尾の相手を見つけます。


ウミウシはある特定のカイメン・ヒドロ虫・コケムシだけを食べるそうです。
餌が特殊であるゆえ、飼育が難しいと言われています。


大人のウミウシは、貝殻もなく、派手で色鮮やかで目立つのに何故喰い尽くされて
しまうことがないのでしょう?

ウミウシの防衛手段は
カイメンの中にある「ガラス繊維」のような骨を自分の体内にとりこみ
食べごこちを悪くする。

カイメン等の餌からとりこんだ毒を蓄える、またはより強力な毒に作り変え蓄える。
餌である他の刺胞生物などからとりこんだ刺胞を体に蓄える。

などなど多彩な防衛作戦をくわだてているそうです。