「大分の海で見られる生き物図鑑」

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 名前  オハグロベラ

 分類1 動物 分類2 

 分類3  ベラ科

  大分県で見られる場所

       県下全域

 おおまかな大きさ 全長20Cmくらい

 居そうな環境   何処でも

 居そうな時期   一年中

  撮影場所    佐賀関

  撮影時期   99.8

エピソード:体長20cmくらい。背ビレの棘の前から2〜3本目までが長く延びている。夏(今)頃の4カ月間が繁殖期でこの頃の雄は金色と黒色のマダラ模様が鮮やかになります。

 撮影者  宇津宮隆史

 撮影方法  スチールカメラ

「オハグロベラ」

スズキ目ベラ科カンムリベラ亜科 関東地方以南に生息する。

体長20cmくらい。背ビレの棘の前から2〜3本目までが長く延びている。夏(今)頃の4カ月間が繁殖期でこの頃の雄は金色と黒色のマダラ模様が鮮やかになります。

海藻の多い岩場に単独で生活し、交尾期の雄は特に縄張り意識は強いようです。 雄が縄張りをつくり、隣接する他の雄たちとの間で雌の争奪戦が起こります。しかし、雌は広い範囲に食べ物を探しに行くため、雄の縄張り外に出ていきます。雌は、まず安全な産卵場を探して決め、それから相手の雄を選びます。そして強い雄ほど安全な産卵場に縄張りを構えています。

 オハグロベラは2〜3尾の雄によって縄張り内の85%以上の雌を支配しています。 縄張りの周辺にいる何尾かの雄は、他の雄の縄張り内にある産卵場に行く途中に自分の縄張りを通る多くの雌に盛んに求愛したにもかかわらず、産卵期中に1回も産卵させることができないこともあります。

 時々、これらの雄は強い雄の縄張りにスキを見計らってこっそり侵入し、運良く産卵させることに成功することもあります。この行動のことををスニーキングといい、そのような雄をスニーカーと呼びます。しかし、間男はすぐに見つかり、縄張りを守っている雄に追い払われてしまうのでスニーキングは滅多に成功しません。

雄の威嚇行動は攻撃的な姿勢で口を大きく広げ、全部のヒレを立てて身構えます。たいてい、この後にかみつき行動がおこり、ウロコが飛び散ります。このとき、侵入雄は体色を薄い黄色に色あせさせるることによって自分の敗北を認め、退散することになります。

産卵場の真ん中に縄張りを持つ雄は、このような間男を追い払うために多くの時間を使います。雌の人気が高まりすぎて、雌の密度が高くになった縄張りには、他の雄による スニーキングが多く見られます。

スニーカーは、求愛中の雄の邪魔をするので、雌は我慢できずに、別の雄の縄張りに行き産卵します。最近の日本と同じように選択権は雌にあるのです。 そのため、最適な産卵場所に縄張りを持つ数尾の雄の間で、要領のよい雄が交尾 に成功を納めます。